heartbreaking.

中年の末路とその記録

サガフロンティア オリジナルサウンドトラック

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『サガフロンティア オリジナルサウンドトラック』
―SaGa Frontier-Original Sound Track―
97.07.21
DigiCube
SSCX-10009
伊藤賢治

前置き: 俺はアセルス編しかプレイしてません。
なんでって…見た目が好みだから(ワカリやすいな)。お沈美世界に完全に心酔してしまいましたぜ。俺はロマンチックな世界が好きなので…もう迷わずアセルス編決定。アセルスと白薔薇が旅の途中ナニがあって、どうなったのかなんて…そんなコト想像しちゃいけません。でも、あれは完全に確信犯だッ。ウテナみたいだな(泣けるトコまで似てやがる…コンチクショー)。人間ENDだったので、エンディングはチョット肩透かし食らったかもな。だってアノCGはチョット…(ボソッ)大昔のギャルゲーじゃねえんだから。

ああ…でも何でこのサントラがAmazonの評価低いのか俺にはイマイチ理解出来ないヨ。俺はこのサントラ全然飽きませんからッ!!!! 難しいコトは抜きにしておくれヨ。迷わず買っとけ!!!

以下、個人的に好きな曲(つーか、全部好きなんだけどね)。

『Battle#5 (Disc2-22)』 中ボス曲
ダイナミックに打ち鳴らすドラムは、さながらヴィジュアル系バンドのように!!!(つーか、正にそのものでス…) 乗っかるメロディーも某バンドのVocalが歌ってるようにしか聞こえませんからッッ!!!(Amazonレビュ~の某バンドって、どのバンドの事デスか?俺は…小泉首相も大好きなアノバンドの事かと…) 俺の中で勝手に"某"は決定してしまったらしい。激しく蹴り上げるビートは鳴り止まぬ鼓動そのものだ。迫り来る危機に立ち向かえ! 血に塗れてもその姿は美しい(陶酔しすぎだヨ)。何処か切なさ漂わせながら…喉が張り裂けるまで歌うようなメロディーが最・高 にキマっている。激しいドラムで戦いの火蓋が切って落とされる。
音の嵐の中、悪を…美しく破壊するがいい(まさにヴィジュアル系)。

『Last Battle―Emilia (Disc3-13)』 エミリア編 ラストバトル曲
このダイナミックな中で今にも火を吹きそうな怒りのオーラがモヤモヤ漂い続ける緊迫感が絶妙だな。この1曲の中で次々と 『変革』 が起こる。形を変え襲い来る音・音・音の爆弾投下。スロ~テンポなトコロがナントモ不・気・味。ラッパが、んゴーージャス。

『Battle#4 (Disc2-14)』 中ボス曲
細かく刻むリズムとゴージャスなラッパが、闇の到来を歓迎するかに華やかに。バックのドンドコ調は、邪悪なる者が大地を踏みしめる足音のように…威厳を現す。壮大なシンセはドラマティックに。キレの良いリズムが危機感を煽る。まるで闇に歓迎されているかの豪華さが素敵。そして、とてつもなく巨大な敵とあたかもバトルしているような気分にさせられる。済王戦で早々と使われたときは余りのギャップの激しさに笑えたケドな(弱いクセに音楽だけカッコイイなんて…ガクッ......)。

『Battle#3 (Disc1-28)』 中ボス曲
ほとんど金獅子姫との思い出しか無いっス。バトル中のポーズにも"萌え"だね。金色の長い髪が靡き、左手に長剣を携え勇ましいその姿も◎。男と見紛うほどに猛々しい溢れる闘志も◎。……そんな感じデス。ホルンがフォ~と伸びる。シンセが切々とメロディーを奏でる…それは正に金獅子姫の胸中を現すかに。……全ての悲しみが五月雨のように降り注ぐ。

『Last Battle―Asellus (Disc3-07)』 アセルス編 ラストバトル曲
光に包まれ美しき三寵姫舞い降りる。寵姫の肖像に囲まれし異空間へと仲間と共にその身を投じる!!!……オルロワージュの愛と憎しみの海に抱かれているような、そんな錯覚すら感じる懐の広い曲だ。 『さあ、私の胸に飛び込んでこい!!!』 とばかりに。そして、ハープシコードが沈美さを醸し出す。アセルスの悲しみ・絶望・全ての想いはこのシンセのメロディーに込められている。バックで荘厳なドンドコは、オルロワージュの威厳を現す。それは、アセルスへの想いを全てぶつけるかの激しさで。アセルス編をプレイするか否かでこの曲への思い入れは大きく異なる。単なるロマサガバトルの延長戦だと括ることの出来ないドラマが此処に有ると思わないか?(誰に語りかけてんだヨ…)

上がる氷柱 バックに巨大な月 回転する花びら美しく舞い散り…
一瞬の幻の中 敵を葬り去る!!!!!
この音の中で炸裂する乱れ雪・月・花に間違いなくノックダウンだ。

『旋律―しらべ― (Disc2-23)』
久々にゲームで大泣きしたヨ。FF5のガラフ(?)が死んでククリ(?)が絶望の淵に立たされたシーン依頼だよ。ここまで泣いたのは…。

『ALONE (Disc2-16)』 シュライク 生命科学研究所
この場所で命を落とした…誰かの魂が奏でる音色が静かに弛みなく流れ続ける。この研究所地下のボスが密かに気に入っている。何か意味ありげだね。

『Dungeon#1 (Disc1-11)』 ダンジョン曲
洞窟に落ちる水滴のような優しさを微かに漂わせながらも…そこにあるのは、滅びを待つ儚き魔物達の息付く気配のみ。この壁の向こうで、きっとあの旋律に包まれる。

『Battle#1 (Disc1-12)』 通常バトル曲
全ての戦いの記憶を呼び覚ます。通常バトル曲には勿体無いっス。獣が足踏みして走りだしたかの力強いビートに乗っかりながら、サイコーに渋いメロディーがひたすら伸びて伸びて伸びまくる。絶対飽きねえヨ!!!!! 主メロを健気に追いかける第2のメロディーがチャラララ~ララ~♪と、また最高潮ッ。ちょっと棘っぽいリズムがギザギザと…クセになる~。

『古代シップ (Disc2-03)』
悠久の時が流れる古代船のスケールのデカさを感じる。朽ちた船内の壁の亀裂に、緑が生い茂り…さながらジャングルのような奥行きを音楽だけで充分表現している。来訪者を突き放すような冷たさも併せ持つ。

『地獄 (Disc3-04)』
孤独だけが無常に漂うばかり。殺伐とした閉鎖空間に色とりどりの花が咲き乱れる。天使たちっが囁きかける…―破滅へ向かえと…。

『時の調べ (Disc2-17)』
時計の針がリズムを刻む中、シンセが悲壮感を漂わせ… やがて望郷の念に駆られる音色が寂しく漂い始める。

『まよい (Disc1-10)』
懐かしいと感じたのは多分、ドラクエの世界で城で流れる音楽に何処となく似た雰囲気があるからかな~。ほら、バックのメロディーがソレっぽい感じでしょ。そして、イトケンさんのボキャブラリーの中に"沈美"の二文字が確かに存在するというコトが解かりました。

『アセルスのテーマ (Disc1-09)』
飄々としたメロディーは、アセルス様がチョッピリしかめっ面でイライラと歩いてる姿のようデス。フワッとしたマシュマロみたいなメロディーは、体重の軽いアセルスの歩く姿そのものを現していると思わないか?この1曲に様々な表情のアセルス様を垣間見ることが出来るね。最高っス!!! スローな部分は、年齢相応に乙女な恋もしてみたいのッ!!!ってな感じで。揺れ動くアセルス様の 「白薔薇は私のコトをどう思ってるのかしら…(←ココ重要)」 「この体にはオルロワージュの血が…嫌だ嫌だっ!!!」 ……などなど。いろいろ考えさせてくれますぜ。萌ッエ~!!!

『オルロワージュのもとに (Disc2-18)』 アセルス編後半のファシナトゥール
囚われの姫達の経緯が次々と明らかになる中、アセルスの体内でオルロワージュの血がザワめく。早く此処まで上がって来い…と。そして、見えない愛が蜘蛛の糸のように複雑に交錯するこの城で…最後の戦いが始まろうとしている。

追記: アセルス編で、シュライクの自宅にて第一の刺客バトル後に流れる曲がとても綺麗。サントラ未収録曲:もの悲し気なハープの音色が印象的。孤独ではない…わずかな希望を伴う、そんな優しさとせつなさで溢れている。ナゼかサントラに入ってません。なんでやねん。

アセルス編は、予告なくイキナリ中ボス戦なので…スデにこの段階で 『乱れ雪月花』 をアセルス・ルージュ・ゲンに覚えさせましたぜ。フッフ…このときプレイタイムはスデに、23時間20分…。スンゲー暇人ですな!!!流星刀揃えるために、ヒューズに流星刀預けてガイコツに頼んで小舟で4往復しましたぜ。ふぅ…。

『ワカツ (Disc3-02)』
忍者達が息を潜め、宝を守る。威厳に満ちた威風堂々とした城構えをそのまま具現化したかに。力強い中にも、錆びれてしまった城の孤独感を漂わせるメロディーが…人々の記憶の彼方、忘れ去られた城の寂しさを感じさせる。さあ…、舟を漕ぎ出すがいい…。

『オウミ (Disc2-09)』
青年と人魚の恋物語。すぐ側には、潮騒の音が…。白薔薇が、言いかけて途中で止めた言葉がとても気になる。
ほか、街の曲は全部好きデス!!!

純粋にノリ良く楽しめる曲は、 『HQ (Disc2-05)』 『Hey! FUSE (Disc2-07)02:08』 『最終兵器 (Disc3-05)』 デス。

この記事、長ッ…。言いたい事は未だ沢山あるんだケド、上手く文章に出来そうにない(つーか、無駄に長いだけじゃないか) 。゚(゚ノ∀`)゚。゚ また語りたくなったらこの場所に追記するよ。俺の熱い脳汁は伝わったかい?俺は、
イトケン殿の放つ 「これでもかッ!!! 喰らいやがれッ!!!!」
ってな勢いの豪華絢爛かつ直球なバトル曲が好きだぜ!!!! ほなほな~ (´∀`)ノ

goo blog funamushi2 - 2005-03-31 23:10:44 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )